【炎上】ラルク「レイアウト変更問題」にファンガチギレ! “混乱を招いた“と謝罪するも……「普通に詐欺」「ここまで成り下がるとは」

 

公式サイトより

昨年、結成30周年を迎えた人気ロックバンド“ラルク”こと『L’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル)』。その記念ライブが5月21・22日に東京ドームで行われたのだが、ライブ会場の座席レイアウト変更と巡ってファンから批判が続出し、ライブ終了後も炎上状態が続いているようだ。

騒動の詳細

記念ライブの公式ホームページによると、座席は全席指定で、ステージに近い座席順に「W会員シート(2万2000円)」「SS席(2万2000円)」「S席(1万6500円)」「A席(1万1000円)」が設けられている。

変更前の座席レイアウトでは、「W会員シート」と「SS席」はアリーナ席(野球のグラウンド部分)、「S席」は1階スタンド席、「A席」はバルコニー席と2階スタンド席となっていた。

ところが、変更後の座席レイアウトでは、「W会員シート」こそ変更なかったものの、「SS席」はアリーナ席のほかに1階スタンド席の一部を追加、「S席」は1階スタンド席のほかにバルコニー席全席と2階スタンド席の一部を追加、「A席」はバルコニー席がなくなり2階スタンド席のみとなった。

たとえば、1階スタンド席に座れると思って「S席」のチケットを購入したのに、もし2階スタンド席を割り当てられたら「話が違う」と思う人もいるかもしれない。

続きはこちらから
2022年05月20日 18時41分「弁護士ドットコムニュース」
https://www.bengo4.com/c_18/n_14497/

なお、ホームページ上の注意書きには「ステージや座席レイアウトは予告なく変更になる場合がございます」との記載が変更前からあった模様。とはいえ、せっかく購入したチケットの価値が実質下がれば、ファンがげんなりするのも当然だろう。また「ラルクもやっているなら……」と他のアーティストが真似するのでないという懸念も強まっており、ネット上では「しっかり法的措置を取るべき」「消費者庁に申し出た」といった厳しい指摘もみられた

今回の騒音を受け、ライブ事務局はウェブサイト上で「当初と異なる座席図イメージ(最終)を事前の説明なく公開したことにより、皆さまにご不安と混乱を招いてしまったことについて心よりお詫び申し上げます」などと謝罪した。

自らの不手際を認めたが、それでもネット上では

■「当事者です。運営には憤りを覚えます。1階スタンド確約だったS席を2日間購入しましたが,Day 1はバルコニーのポール側席。ステージが遠く,周りは半分以上着席しており演出効果も良く見えずあまり盛り上がらなくて残念でした」
■「さすがにひどすぎるし、謝罪にもなってない。当日も特に説明もなかった」
■「当事者です。アリーナの予定が一階スタンドになってしまいました。席について自分がいるはずだったアリーナ席を眺めて、いいなああそこから見える景色はどんなだっただろう、あそこに行くために出したお金はなんだったんだろうと悲しくなってしまいました」
■「これ、詐欺に近いんじゃないでしょうか。別のアーティストのファンクラブに入っていて、ライブにも何度も行ってますが、ようやくとれたチケットでこんなことされたらたまったもんじゃないです」
■「日目、S席で早めに予約して2階でした。音響のレベルなど総合的に判断すると、17500円程度の料金は払えない、と思いました。やはりA席の値段で妥当です」
■「まさかここまで成り下がるとは……せめて対応してほしい……」

など、実際にライブ会場に足を運んだファンからも非難が続出する事態となっている。

著名人の反応

■滝沢ガレソ

■弁護士・近藤陽介

「『ステージや座席レイアウトは予告なく変更になる場合』があることをあらかじめ告知させていただいておりました」ということですので、きちんと適切に周知して同意を得ていれば、法律上は問題ないと思います。事前にどこまでの説明がされていたかがポイントになると思います。
そうですが、昨今のコンプライアンスの問題は、法的に適法か違法という次元の話ではなく、お客様・クライアントがどう受け止めるかという視点こそが重要ですので、個別アナウンスをするなどの善処が必要だったのではないかと思います。

https://news.yahoo.co.jp/profile/commentator/kondoyosuke/comments/16532943129596.1fcd.32025/