伊藤健太郎「2年ぶりに映画出演」決定もネットの反応はひややか… かつての“轢き逃げ騒動”を引きずるファンも多数?

公式HPより

俳優の伊藤健太郎が5月17日、都内で行われた主演映画「冬薔薇(ふゆそうび)」の完成披露上映会に出席。2020年の“轢き逃げ騒動”以来、約2年ぶりとなる映画出演&主演となったわけだが、ネット上では賛否の声が相次いでいるようだ。

「監督には感謝の思いでいっぱい」

黒のスーツを着用して登場した伊藤。満席の客席から大きな拍手を浴びると瞳を潤ませ、天を仰いだ。伊藤は「こうしてこうやって立てていること、この景色が見られていることが非常にうれしい」と喜んだ。

司会者から「2年ぶりです」と聞かれると、「非常にうれしかった。感謝以外のなにものでもない。スクリーンに戻れるんだと分かったときはすごくうれしかった。あのタイミングで手を上げてくれた監督には感謝の思いでいっぱい」としみじみ。「緊張しているか」と声をかけられると、「ちょっと味わったことのない感覚。この景色が見たかったとずっと思って過ごしていた……」と言葉を詰まらせ下を向き、涙を流した。

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5/17 18:45「ENCOUNT」
https://encount.press/archives/311628/

この報道を受けて、ネット上では……

・「若い時代の失敗は許される、という考え方もある。しかし本質はかわらない、芸能界は特別です。一般社会では取り返しは可能です。芸能界は、人に影響を与える職業です。したがって、彼の行動は許されない。芸能人ではなく一般人でやり直すべきでしょう」

・「罪を償ったんなら問題ないやろ」

・「ほんと芸能界は甘い。自分が起こした事件を本当に理解しているのか?」

・「俳優としては才能がある方だと思っていますこれから大変だと思いますが、この経験を糧に反省しながら社会に役立つ仕事を頑張ってください」

など、さまざま意見が寄せられている。

伊藤健太郎

東京都出身で現在24歳。2018年放送の連続ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ)や、連続テレビ小説「スカーレット」(NHK)など数々のヒット作に出演し、2020年には「2020テレビCMブレイクランキング」(エム・データ)で1位を獲得するなど、若手屈指の注目俳優として活躍していた。

しかし、同年10月に運転中の乗用車とバイクが衝突事故を起こしていたことが判明。2人に重軽傷を負わせたにもかかわらず、その現場から離れていたこと(立ち去った)ことも明らかとなった。その結果、同月末に自動車運転処罰法違反及び道路交通法違反の疑いで警視庁に逮捕。翌年には、不起訴処分となり、その後はオフィシャルファンクラブの発足や、地上波ドラマに出演するなど、徐々に活動を再開している。

バッシングも覚悟の上?

伊藤のコメントを見る限り、過去の騒動にちゃんと向き合い、心から反省しているようにみえたが、ネットの反応はかなりひややかの様子。やはり「轢き逃げ」というイメージをなかなか拭い切れていないように感じた。

ただ、そのような反応が出てしまうことは「百も承知」のようで、伊藤はファンに向けて「映画復帰させていただいて、賛否あることは覚悟している」と話している。

つまり、バッシングが出てしまうことも想定内ということか。その強い覚悟と想いが報われればよいのだが……。