ディズニー、新サービス開始も「ファンの負担」加速に懸念…「金の国だな」「そもそも入場料が高すぎる」などファンから不満続出

公式HPより

若者を中心に絶大な人気を誇る東京ディズニーランドだが、5月19日からスタートした新サービスの料金設定を巡り、ネット上では不満の声が相次ぐ事態となっているという。

記事によると……

東京ディズニーリゾートで、19日から始まる新サービス「ディズニー・プレミアアクセス」。入園後、スマートフォンの専用アプリから、体験したい施設を時間指定で予約。1施設につき1回2000円を追加で支払うことで、待ち時間を短縮することができるというものです。

対象となるアトラクションは、東京ディズニーランドでは「美女と野獣“魔法のものがたり”」。映画『美女と野獣』のストーリーを辿って数々の名シーンを楽しめる、2020年に登場したばかりのアトラクションです。

そしてもうひとつは、世界各地の名所や大自然をめぐる雄大な空の旅を体験できる、東京ディズニーシーの「ソアリン:ファンタスティック・フライト」。共に長い行列ができるほど、大人気のアトラクションです。

新たなサービスをどう思うか、18日、パークに遊びに来た人たちに聞いてみると…

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「FNNプライムオンライン」2022/5/19 1:54
https://www.fnn.jp/articles/-/362338

 

この報道に対してネット上では……

・「金の国だな」

・「一人2,000円!?2人とか4人だと思ってた」

・「家族連れだと正直高いな…と思うけど、友達グループで行ってそれぞれで支払うならそんなに負担ではないかな」

・「時間短縮になるかもしれないけど1つに付き2,000円も払えん。今までそうしてたし並ぶわ」

といった声があがっている。

そもそもの入場料が高い?ここ20年間で上昇額はなんと……

オープン時(1983年)の価格はなんと3900円。そこから年を追うごとに上昇していき、今から20年弱前の2001年は5500円(大人なら+300円)、10年後の2011年は6200円(同+300円)、そして現在は9400円(同+700円)までアップ。つまり、ここ20年間で約2倍も値上りしていることになる。

コロナ禍の影響で売上高は大幅にダウン

魅力溢れるアトラクションやパレードなど、いつ行っても最高の満足感とサービスを提供してくれるディズニーランド。それを維持するためには多額の運営費がかかってしまうのも仕方ないことだし、何より現在もコロナ禍の影響で自主的に入場制限している状況だ。

その影響は大きいようで、2022年3月期の売上高はコロナ禍前(2019年3月期)と比較して50%以上もダウンしている。そういったお財布事情を考えると、入場料金をアップしたり、新サービスを設けるなどして売上アップを図るのも至極当然だろう。

これからは庶民の娯楽施設ではなく、高貴な人に向けた贅沢な遊び場になっていきそうだ。というか、すでにもうなり始めている?