今回も”ひろゆき節”が炸裂
山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の給付金「4630万円」を誤って送金し、それを受け取った田口翔容疑者が「電子計算機使用詐欺」の疑いで逮捕された騒動。
これに対して、2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき氏が「逮捕すべきことではない」などと持論を展開したが、ネット上では疑問とツッコミの声が相次ぐ事態となっている。
「警察が動いて逮捕すべきことではない」「あくまで逮捕されるために無理やりでっち上げた罪」などと指摘
5月21日、ひろゆき氏は自身のYouTubeチャンネルを更新し、田口容疑者が逮捕された件について「お金を取り返すのは役所同士がやること」「警察が動いて逮捕すべきことではないと、僕は思うんですよね」などと指摘。
続けて、コンビニを例に出して「レジを通し忘れて、誤ってものを多く渡してしまう商行為って結構いっぱいある。それで『もう食っちゃった』ってなったときに、『返せ、さもないと逮捕』みたいになるのっておかしくないですか?」と視聴者に問いかけた。
さらに「使い込んだ分については返せってのは正しいんですけど……」と前置きした上で、「それは民事上でやるべきことで、警察が動くのはどうかなって。それに、4000万円持ち逃げは法律上に違法とは書いてないんですよ。電子計算機使用詐欺っていうのは、あくまで逮捕されるために無理やりでっち上げた罪」と言い放つなど、いつもと変わらない“ひろゆき節”が炸裂したのだった。
しかし、この発言に対するネットの反応は……
■「コンビニとは金額が違うから、税金だし」
■「自分のものではないのに使ったらダメでしょう」
■「だから逮捕じゃなく穏便に解決しようと何度も話し合いに行ったんですが、話し合いにならなかったので仕方なく警察に頼んだんですよ?」
■「その例えはおかしい、商品と今回のお金は額が全く違うし、間違えましたって言った後じゃない」
■「税金だよ?何言ってるの?」
■「また逆張りかよ」
など、疑問とツッコミの声があがっている。
ひろゆき氏の言い分は十分理解できる。が、今回は身近な存在で額も小さいコンビニを例に出してしまったのが、議論としてちょっとまずかったのかもしれない。まあ、これこそがひろゆきらしい独特な見解とも言えるが……。