
「発達障害はバカ?」
元タレントの木下優樹菜が7月25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身が「ADHD(発達障害)」であることを告白したが、その公表の仕方がネット上で物議を醸している。
木下は最近、脳の周波を調べるブレーンクリニックに行ったそうで、その検査で「笑っちゃったのが、脳の中が混線してる(って)。前頭葉が働いてないの。バ(ア?)カでしょー!」と、自身の脳に異常があるこが発覚したとのこと。
また、携帯電話や財布といった自身の持ち物もよく忘れるそうで、冒頭では「ADHD」という単語をうまく言えず、これについて木下は「そもそもこういうこと!もう分からなくなってきちゃった!いつまでも覚えられないのよ(笑)」と、物事の忘れっぽさもADHDの症状であると笑いながら説明したのだった。
「障害児の親からすると訴えていいレベル」「やっぱ昔から嫌いだわー」
持ち前の明るさで、終始にぎやかなムードとなった今回の動画。しかし、そんな木下の告白に対して、SNS上では
■「これ障害児の親からすると訴えていいレベル。ADHD=バカって違うからな。むしろ脳が天才的な人もいるからな」
■「わざと叩かれて少し話題になりたかったのかな?やっぱ昔から嫌いだわー」
■「いい大人になって今さらこんなこと言うとか、本物の発達障害の人間をバカにしてるわな」
■「この人がこの発言したらダメでしょう。発達障害で苦しんで生きてきた人が周りに理解されにくい環境になってしまうよ」
■「木下優樹菜、よくそんなこと言えたな。ろくに検査もしてないくせに」
など、賛否の声が続出している。
“バカ”ではなく“アカ”と言っている?
もともとアンチが多いだけに、何を言っても炎上しがちな木下だが、今回に関しては、先述した「前頭葉が働いてないの。バ(ア?)カでしょー!」という発言が議論の的となっている。
動画内では、健常者と自身の脳波を映し出した図を見せ、その違いを説明。木下は、自身の脳の一部が健常者に比べて“赤く”なっていることを述べた上で、この後に件の問題発言している。そのため、発音的には“バカ”と聞こえるが、話の流れを考えると“アカ”と言っている可能性もあるわけだ。
“バカ”と“アカ”、たった一文字違うだけでまったく意味合いが変わってくるだけに、まずは滑舌をどうにかした方がいいかもしれない。