天心戦を終えた武尊「事実上の引退」か… 「無期限休養」表明でファンから心配の声

世紀の一戦を終えた武尊選手が緊急会見

先日、東京ドームで開催された格闘技イベント「THE MATCH」。そのメインカードである、”神童”こと那須川天心VS K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊戦は、判定5-0で天心の勝利となり、武尊にとっては10年ぶりの敗戦となった。

神童に完敗を喫した武尊だが、6月27日に都内で会見を開き、格闘家としての活動を無期限休養することを表明。さらに、数年前からパニック障害とうつ病を患っていることを公表し、ファンから心配の声が続出している。

<記事によると>

理由の1つに挙げたのは心身の状態。「これは公表するか悩んだんですけど、数年前から精神科にも通っている。パニック障害とうつ病と診断をされてて、その部分は昔からでもあったので、自分でもそことうまく付き合いながらできていたんですけど」と説明した。

精神面の他に、肉体も悲鳴を上げているという。「公表してない部分のケガが、拳のけがはずっとあったんですけど、拳以外も腰が数年前から分離すべり症になってしまってて、一時期運動も寝ることもできないくらい、下半身のしびれとか、麻痺とかの状態になってて、拳も1回手術したんですけど、そこから完治せず」と満身創痍だったことも明かした。

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6/27(月) 14:36配信「日刊スポーツ」
https://www.nikkansports.com/battle/news/202206270000381.html

「無期限休養がいい選択」「この状況だと引退してもおかしくなさそう」などさまざま声が

心身ともに、ボロボロな状態であることを明らかにした武尊選手。この報告に対し、ネット上では

■「息を整えながら、バランスを整えながら、今は休みながら、安心して笑えるもの探しながら、お過ごし下さい」

■「言わずもがなだけど、メンタルがそういう状態なら、引退とかの大きな決断をせずに、無期限休養がいい選択だと思う」

■「数年前からテンシンとの試合を切望され、大変なプレッシャーがあったでしょうね」

■「本人がまた戦いの舞台に上がる意欲が有るという事なので無期限の活動休止は良い選択だと思います」

■「目に見えない深い傷を負った状態。満身創痍。よく戦ったと思う。 格闘技と雑音から距離をおいて、ゆっくり休んで」

■「格闘家としての武尊選手もみたいけど、この状況だと引退してもおかしくなさそう」

■「このままだと、トップ戦線から退きそうな気配だな」

など、武尊選手の体調を心配する声が多数あがっている。

無期限休止とともに、保有するベルトも返上

武尊選手はK-1フェザー級王座のベルトの返上を宣言し、さらに「次の世代にバトンタッチしたい」と若い世代への想いも語っている。いまの精神状態や肉体面を踏まえると、一部ファンが心配している通り、このまま「引退」しまう可能性もありえそうだ。

いずれにせよ、まずはゆっくり休んで、ふたたび元気を姿を見せてほしいところである。